わたしがはじめて株を買った時のはなし [株主優待]
映画が大好きだったわたしは、
一か月に一回くらい映画をみたいな、
AMAZONプライムどころか、レンタルビデオ屋もない時代でした。
世の映像系娯楽は、テレビと映画のみ
わたしも30代、贅沢は許されない子育て主婦でした
何で知ったかわすれましたが、映画会社の株を買えば映画の券がもらえる
そこで、はじめて四季報を買って株の事を気にし始めました
インターネットもない時代、四季報しか株の事を知る機会がありません
東宝とか、武蔵野興行?とか何社かが、優待券を出していましたが
株価や業績など、まったく眼中になく
一番優待券が多くて、どこの会社の映画も観られる
東急レクレーションに決めました
きめたのはいいんだけど、そのあとはどうすればいいかわからない
何度も言うけど、ネットで検索はできません
駅前に証券会社があるのを知りました
株価はおおよそ、660円くらい
あの頃は、1000株単位が1単元が多かったのですが、
中には100株1単元の会社もまざっていて、いちいち単元をみないと、いくら必要かわかりませんでした。
東急レクは660円だと、660000円ほど必要
さらに、手数料は忘れたけど5000円くらいかかったと思います。
株が1割以上上昇しないと、売った時損すると記憶していますから
700000円わたし個人の全財産、主人は知らないお金を持って
証券会社が入っているビルの3階に上がりましたが
入る前は、ドキドキで
ビルの前を行ったり来たり
意を決して入ったら、店内に大きな電光掲示板が、
初めての者には威圧的に点滅していました
3文字くらいに短縮した会社名のところに
現在の株価が点灯していて脇に、緑字や赤字で20とか21とか始終変化しています
短縮会社名は、三井物産だとしたら「物産」
他にも〇〇物産があっても物産といったら、三井物産の事になります。
独特の短縮方法で、現在もそれを結構引き継いでいます。
東急レクレーションは「東レク」だったかな?
病院の待合室みたいに、長椅子席が並んでいて、大勢の
男女が、煙草をすったり備え付けの経済新聞を読んだり
自由に使える、端末で株の情報を調べたり
時間をつぶして(いるように見えた)います。
常連さん同士が、株について情報交換しています。
わたしはすぐに呼ばれ、
何人もの担当者が長いテーブルに座っており
対面でおのおの個人客と話していました。
「株を買いたいんです」
でしょうね、それ以外初見が来る理由はない
必要な書類をつくり、自分の口座とやらを開設しました。
ここまでは、銀行で新規口座を作る手順と同じなのですが、
説明を受けて、買う株も決まっているし現金もあるというと、
その場の成り行きで注文を出してくれました。
もちろん、その頃は電話で
そして、兜町では会社の発注担当者が手のサインで買ったのでしょうね
その場で、661000円+手数料を払い込みました。
そこで、口座にお金を入れておけばこれからは電話で買えますよ
という事を知りましたが、もちろんそんなお金はありませんし、
株の売買で儲けよう、という動機ではなかったので
きっちり数円まで決済しました
まるで、はじめて行った歯医者で、歯の痛みがとれたような
すがすがしい気持ちでビルの外にでました
東急レクレーションの優待は、半年に18枚の優待券
ただし、3枚ごとに使える月が決まっていました。
そして、6月の権利月末をむかえますが、
10日たっても、半月たっても映画の券は届きません。
まるで、表彰状を小さくしたような紙の株券は、
とっくに届いています。
立派だったわー、これが株券か~
それで、証券会社に電話して聞いてみる事にしました
「通常だと、権利の月から3か月たったころ届きます」
ああ、そんなことも知らないのは当たり前です
はじめてなのだから
むしろ、優待目的と説明したのだから、最初におしえて欲しかった
なには、ともあれそれから3か月後、
まるで回数券のような、つながった券が届きました
うれしかったです、1か月に3回、あるいは3人で行かれる券でした。
映画館は、池袋、新宿、渋谷、上野他、多数あったので、
観たい映画ごとに、あちこち映画館が選べました。
子供が小学生になっていたので、東映特撮ものをすべて見せられたし
お金かからず、助かりました
そんな幸せな数年が過ぎた頃、
661000円で買った、この東急レクの株 ←この金額は生涯忘れないと思う
なな、なんと
120万くらいになってしまったのです ←この正確な金額はすぐ忘れた
ほぼ倍になった記憶だけあります
そして、その頃には一緒に映画にも行っていたので、
主人もわたしの持ち株の存在をしり
売るべきだ、と攻め立てます
わたしも欲が出て、
手放してしまいました
ビギナーズラックとでもいいましょうか
でも、その資金で、安い株を何社か売り買いしました。
その頃は、株主優待を出している会社は、本当に少なくて
映画以外の優待には、興味がなかったのもあり
数社を持って、上がるのを待ち、そして2,3割上がったら売る
でも、心はむなしく
おそらくもっと上がって行ったのでしょう東急レクの
株価は見もせずに
別れた恋人のよさに気づいたような心理状況だったのでしょう
続く
え?続かなくてもいい?
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一か月に一回くらい映画をみたいな、
AMAZONプライムどころか、レンタルビデオ屋もない時代でした。
世の映像系娯楽は、テレビと映画のみ
わたしも30代、贅沢は許されない子育て主婦でした
何で知ったかわすれましたが、映画会社の株を買えば映画の券がもらえる
そこで、はじめて四季報を買って株の事を気にし始めました
インターネットもない時代、四季報しか株の事を知る機会がありません
東宝とか、武蔵野興行?とか何社かが、優待券を出していましたが
株価や業績など、まったく眼中になく
一番優待券が多くて、どこの会社の映画も観られる
東急レクレーションに決めました
きめたのはいいんだけど、そのあとはどうすればいいかわからない
何度も言うけど、ネットで検索はできません
駅前に証券会社があるのを知りました
株価はおおよそ、660円くらい
あの頃は、1000株単位が1単元が多かったのですが、
中には100株1単元の会社もまざっていて、いちいち単元をみないと、いくら必要かわかりませんでした。
東急レクは660円だと、660000円ほど必要
さらに、手数料は忘れたけど5000円くらいかかったと思います。
株が1割以上上昇しないと、売った時損すると記憶していますから
700000円わたし個人の全財産、主人は知らないお金を持って
証券会社が入っているビルの3階に上がりましたが
入る前は、ドキドキで
ビルの前を行ったり来たり
意を決して入ったら、店内に大きな電光掲示板が、
初めての者には威圧的に点滅していました
3文字くらいに短縮した会社名のところに
現在の株価が点灯していて脇に、緑字や赤字で20とか21とか始終変化しています
短縮会社名は、三井物産だとしたら「物産」
他にも〇〇物産があっても物産といったら、三井物産の事になります。
独特の短縮方法で、現在もそれを結構引き継いでいます。
東急レクレーションは「東レク」だったかな?
病院の待合室みたいに、長椅子席が並んでいて、大勢の
男女が、煙草をすったり備え付けの経済新聞を読んだり
自由に使える、端末で株の情報を調べたり
時間をつぶして(いるように見えた)います。
常連さん同士が、株について情報交換しています。
わたしはすぐに呼ばれ、
何人もの担当者が長いテーブルに座っており
対面でおのおの個人客と話していました。
「株を買いたいんです」
でしょうね、それ以外初見が来る理由はない
必要な書類をつくり、自分の口座とやらを開設しました。
ここまでは、銀行で新規口座を作る手順と同じなのですが、
説明を受けて、買う株も決まっているし現金もあるというと、
その場の成り行きで注文を出してくれました。
もちろん、その頃は電話で
そして、兜町では会社の発注担当者が手のサインで買ったのでしょうね
その場で、661000円+手数料を払い込みました。
そこで、口座にお金を入れておけばこれからは電話で買えますよ
という事を知りましたが、もちろんそんなお金はありませんし、
株の売買で儲けよう、という動機ではなかったので
きっちり数円まで決済しました
まるで、はじめて行った歯医者で、歯の痛みがとれたような
すがすがしい気持ちでビルの外にでました
東急レクレーションの優待は、半年に18枚の優待券
ただし、3枚ごとに使える月が決まっていました。
そして、6月の権利月末をむかえますが、
10日たっても、半月たっても映画の券は届きません。
まるで、表彰状を小さくしたような紙の株券は、
とっくに届いています。
立派だったわー、これが株券か~
それで、証券会社に電話して聞いてみる事にしました
「通常だと、権利の月から3か月たったころ届きます」
ああ、そんなことも知らないのは当たり前です
はじめてなのだから
むしろ、優待目的と説明したのだから、最初におしえて欲しかった
なには、ともあれそれから3か月後、
まるで回数券のような、つながった券が届きました
うれしかったです、1か月に3回、あるいは3人で行かれる券でした。
映画館は、池袋、新宿、渋谷、上野他、多数あったので、
観たい映画ごとに、あちこち映画館が選べました。
子供が小学生になっていたので、東映特撮ものをすべて見せられたし
お金かからず、助かりました
そんな幸せな数年が過ぎた頃、
661000円で買った、この東急レクの株 ←この金額は生涯忘れないと思う
なな、なんと
120万くらいになってしまったのです ←この正確な金額はすぐ忘れた
ほぼ倍になった記憶だけあります
そして、その頃には一緒に映画にも行っていたので、
主人もわたしの持ち株の存在をしり
売るべきだ、と攻め立てます
わたしも欲が出て、
手放してしまいました
ビギナーズラックとでもいいましょうか
でも、その資金で、安い株を何社か売り買いしました。
その頃は、株主優待を出している会社は、本当に少なくて
映画以外の優待には、興味がなかったのもあり
数社を持って、上がるのを待ち、そして2,3割上がったら売る
でも、心はむなしく
おそらくもっと上がって行ったのでしょう東急レクの
株価は見もせずに
別れた恋人のよさに気づいたような心理状況だったのでしょう
続く
え?続かなくてもいい?
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