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帰ってきた「万引き家族」 [生活]

昨年6月、公開になった、「万引き家族」劇場で見損なっていました。

その後樹木希林さんが亡くなられたり、カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞したりして、映画館に、観に行かなかった事を深く後悔していたのですが、2月15日より凱旋上映が始まったので、今日行ってきました。

場所は、大泉東映撮影所の脇にある、T-joyというシネコンです。

いつもはバイクで行くのですが今日は、午後から雨になるという事で車で行きました。

毎朝9時10分からの、1回上映ですが、平日だったのでたぶん、ガラガラ?

凱旋公演だしね。

スタジオ8.jpg


でも、中央列席はほぼ満席、都心の映画館と違って、この映画館でこれだけ入っているのをあまりみた事がありません。

E列からH列は、席数が少なくその分、お隣との間隔が広いのに終わってから気づきました。

偶然にも、G9席を選び、ひじ掛けは両側とも自分専用[わーい(嬉しい顔)]

予告とCMがおわり始まったのは、9時30分くらいから。

これから見る方のために、あらすじは紹介しませんが、

「こういう事情で仕方なく万引き家族になったんだ」という説明的なストーリーかとおもいきや、

そうではなく最初から、リリーフランキーさん演じる男性と少年の息のあった万引きから始まるので、ちょっといやな気分になります。

でも見続けているうちに、タイトルほど「万引き」が中心ではありません。

毎朝「まんぷく」で見慣れたふくちゃん事、安藤サクラさんがすごい自然な演技をしていました。

優等生の福子ではなく、自分の欲を正直に表現する役どころ、この女優さんは、こういう役の方が上手だな、と思いました。

キネマ旬報ベスト・テンで主演女優賞をとったのは納得です。

そして映画の中、セリフ回しが、台本なしでやっているような、どこにでもありそうな会話が家族の間で、とびかいます。

ビルの谷間にある、古い家のセット?も現実みあふれる、雑多な荷物と汚れ具合で、関心しました。

あれがセットだったらすごいものと、思います。

特にお風呂場は、50年以上昔の物を再現?しています。

わたしが、子供の頃のお風呂場がまだあって、使っていたとしたら、あんな風になっていたでしょう。

樹木希林さん、この方若いころ、歯を抜いていたとかで、今回の老婆役は入れ歯なしで髪をのばし、老女感を出していました。

今、毎日ニュースで話題になっている虐待で親に殺されてしまった少女

そんなことを彷彿とさせるような、ネグレストされている少女のアップで映画は終わります。

行ってよかった映画でした。

T-joyは、駐車場が3時間までです。

予告もCMも長くて、本編は2時間なのですが、駐車場までの移動もあるし3時間はぎりぎりになります。

1階に、吉野家の株主優待券の使える、「海鮮三崎港」があるのですが、駐車場の時間がなかったので、ランチはなし、で家に戻りました。

平日は、たいした車の量ではないし、駅そばでもないので、正面にある西友との共通駐車場は、無料にしてしまえばいいのにね。


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