1971年（昭和46年）の新聞

先日、天皇陛下ご即位の号外をもらったので、それをタンスの引き出しの底に、しまおうと普段つかわないタンスを開けました。

たしか、雅子さまが結婚相手に決まった時も、号外をもらってそれも、あったはず・・・。

と、さがしていたら、わたしの結婚式の日の朝日新聞がでてきました。

昭和46年10月31日です。

とはいっても、なぜか25面から32面の日曜版しかありません。

こういう新聞は、昔の宣伝部分が面白いです。

特にこのころは、わたしたち団塊世代が結婚出産の時期なので、マンションの宣伝広告がたくさん。

キャッチコピーは、
「お客さまを呼びたくなる間取り」

場所は川崎市の宮前平です。

5階建てのエレベーターなしで、価格は900万円くらいの３LDKが中心でした。

「宮前平グリーンハイツ」をネットで検索してみたら、現在リフォームされて1200万程度で、売り出されていました。

気になったのは、一面すべての広告ががあった、4か所の分譲中ハイツで、渋谷から徒歩10分の物件です。

そして、ハイツの名前で検索してみたら、

「現在賃貸できるものはありません」
とでてきましたが、ビルはまだあるようです→外観

そして、いまは住宅ではなく、オフィスなどにリノベーションされて使われているようです。

ここは、当時いくらだったのでしょうね、金額は書いてありません。

「郊外に土地付の家」という当時の庶民のあこがれをはずして、都心にマンションという選択肢を取った人が勝ち組だったかもしれません。

そして、リモコンテレビの宣伝もありました。

「あっと驚く離れワザ」今ではあたりまえですが、ナショナル（パナソニック）からの発売です。

20型で169800円です。

このころ、新卒の給料は40000円くらいではなかったでしょうか？

漫画は、手塚治虫先生の「おはよう！クスコ」
内容は、このころひどかった、タクシーの乗車拒否を題材にしていて、拒否した運転手が痛い目にあう、といったものでした。

ちょうど、今日は10月31日、わたしはハロウィンより、どうしても結婚式を思い出します。

式そのものは、黒歴史だったのですが


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